今日のルートは、山田駅→万博公園外周→万博記念公園。阪急山田駅から万博公園に向かうには、まず万博の外周道路に出なければいけない。モノレール山田駅を越え、緩やかな坂道を登っていくと、マツダの前を通過。職員が朝も早くから車の洗車をしていた。ホースから伸びる水が涼しそう。
マツダを過ぎずんずん歩いていくと左手にコスモが見える。そこから坂道が急になり、カーブを描く。ちょっと歩くにはしんどい。そこを上りきると、吹田市立武道館洗心館がある。今日は「吹田市長杯春季重量別柔道大会」が実施されていたようで、続々と高校生の猛者たちが洗心館の門をくぐっていった。どんな戦いをするのかと思いつつ、洗心館をあとに。
北山田小学校前を通過して、万博公園の外周へ。休みの人もなると、サイクリングする人やマラソンする人、ウォーキングする人など、運動着を着込んだ人たちとすれ違うことが多い。それぞれがぞれぞれの速度で、歩くことや走ることを楽しんでいる。万博の外周はそういうところだ。
9時45分万博記念公園に着く。隣のエキスポランドはまだ休園中だった。痛ましい事故が起きた所為だ。早く元通り動き出して欲しいと思う。小さいころからなれしんだ場所なので。切に、思う。
入園料250円を払い、ゲートをくぐると、一番最初に出会うのが、太陽の塔。そびえ立つその姿は、小さいころから変わらず大きい。いつか太陽の塔が小さく見える日が来るのだろうか。きっとそんな日は来ないんだろうなと思いつつ、人々の喧騒に誘われて、お祭り広場のほうへ。
お祭り広場で定期的に開かれるガレージセールには、人の山ができていた。公園には不似合いな人の活気が面白い。服から、日常雑貨、サーフボードを売っている人までいた。売るほうも買う方も楽しそうだ。少し暑くなってきていたので、カキ氷やソフトクリームを買ってガレージセールに乗り込む人も。ちなみに入場料は大人350円、小学生100円。自然文化園を探索するために、ガレージセールをあとに。
西口に向かって歩いていくルートに決定。途中で、休憩所を発見。水車小屋とある。入り口から見ると水車が見えないが、門を抜け、奥に入っていくと大きな水車が回っていた。規則正しいドン、ドンという音も聞こえる。こめつきでもしているんだろうか。近くに川があり、涼しい風が吹く。新緑の中はこんなにも気持ちいいのかと思う。

水車小屋をあとにし、彷徨うように歩いていると、川で兄弟と思われる3人の子どもが網を持って何かを探していた。何を探しているのか問うてみると、「メダカ」との返事が。小さいころにはどこにいても当たり前だったメダカは、最近は見つけにくくなっているらしい。自然の摂理かと思いつつ、川の中で楽しそうに遊んでいる度もたちを横目に、その場をあとへ。

しばらく歩くと、木でできた階段を発見。上ってみると結構高い。後で調べたところ、ソラード(森の空中観察路)というものらしく、木登りタワー→つり橋→色のトンネル→網の歩廊→展望タワーとその距離300メートル。
子どものようにはしゃぎながら、展望タワーを目指すと、あっという間についた。展望タワーの高さは19メートル。頂上まで上ると緑の森を越えて、吹田市を一望できるほど。ソラードは、2000年に万博30周年記念に作られたものらしい。まだ新しさを残した塔を下から見上げて、こみ上げてくるワクワク感をかみ締めながら、「自分はこんなものに登ったんだ」とちょっと感慨深くなった。
それからしばらく彷徨って、ふと見るとわき道があったので、何かに誘われるかのように、ふらふらと階段を上ると、一面芝生の中央にぽつんとモニュメントが立っていた。「丘のモニュメント」が名前らしい。ロケットみたいな、アラブの寺院のような不思議な建造物になぜかとても惹かれて、モニュメントに上ってみた。風がとても気持ちよかった。周りが緑一面なのも目が癒されていいと思った。
どこからとも鳴くがまの鳴く声が…。トンボも飛んでいた。おととしの夏、バイトで学童の子どもたちとこの池でカエルを探して、見つからなくて。悔しかったことを思い出した。今日もカエルの姿は見えない。どこかでカエルを探す私を見て笑って、ゲコゲコないているんだと思った。たまにはそんな風でも、悪くはない。
ふらふらしていたわりに、西口までたどり着いたので、今度は中央口へ引き返すことに。何の木かわからないけれど、緑の回廊の中を歩くのは気持ちいい。こんな道がずっと続けばいい。そう、心から願った。
水車小屋で実は見かけていた、網を持った大人たち。何をする人たちだろうと思っていたのだけれど、先生らしき人がトンボの入ったビニール袋をほかの大人たちに見せて、いろいろ説明していたので、きっとトンボ同好会の人たちなんだと勝手に命名。トンボが取れるといいね。あ、ちなみにこの池にはカモがいました。ズームの関係でうまく写真に撮れませんでした。もっと修行をしなくては。
万博公園は、本当に緑が多くて、緑を求めて、いろんな人が来ていました。夫婦、親子連れ、友達、カップル。一人できて、新緑の中休んでいる人もいました。風に緑の香が混じって、やってくる人を迎えてくれる。そんな気がしました。
太陽の塔の後姿が見えたら、中央ゲートももうすぐです。散策もこれにて終了となります。公園は何度も来ているんですが、くるたびにいろんな発見をします。季節によって、見せる姿もさまざまなので、飽きることはありません。7月には、イベントもたくさんあるので、ぜひ遊びに来て欲しいところだと思います。
今回は距離がわからなかったので、万歩計で目安の距離を。1万57歩!!。長いかな? 短いかな? けれど、距離云々というよりも、中身が充実していたので、それが良かったと思います。