日本で初めて、カメラ付き携帯電話が発売されてはや7年――。
2000年では約48%(台数約6094万台)だった普及率も、2007年3月末には約75.7%(同9671万台)と伸び、どれだけ実生活に溶け込んでいるかがうかがえる。≪ショボショボ≫だったカメラ機能も今ではコンパクトデジカメに引けをとらない機種も出始めた。そこで、ウォーキングやハイキング時の撮影に役立ててもらおうと、関西を中心に全国で活躍する木村泰隆写真事務所(大阪市)の木村 泰隆カメラマンにノウハウを聞いた。
はじめの心得(first step)
レンズの汚れをチェック(first step)
携帯カメラのレンズはふたで保護されていない場合が多いので、指紋などが付着しやすく、撮影前はレンズの汚れをチェックしましょう。
対策(first step)
レンズが汚れている場合は、メガネ拭きや一般のカメラのレンズを拭く布で慎重にきれいにしましょう。
ハンカチなどで拭くと傷つきやすいので注意が必要です。
撮影機能の設定(second step)
携帯カメラには、さまざまな撮影モード(撮影時の設定)がついてる機種が多い。一般的によく付いている機能は 「画像サイズ設定」「ズーム機能」「接写撮影」「連続撮影」「セルフタイマー」などです。
そのほかにもパノラマ機能とか特殊効果機能などメーカーに応じて各機種さまざまな機能設定があります。
撮影サイズについて
携帯カメラを写すときの画像の大きさを設定しましょう。
写した写真(データ)の大きさを変えることが可能なんです。
初期設定では、120×120ピクセル(※1)や240×320ピクセルなど、携帯電話上の画面で見るのに適したサイズに設定されています。
このサイズは携帯メールで送ったり、「プリクラ」写真(17×24ミリ)ほどの大きさにプリントするには適していますが、普通のL版サイズ(89×127ミリ)などにプリントすると、きれいに出力されません。
プリントしないのであれば、かまわないのですが、撮った後をどのようにするのか、目的に合わせて画像サイズを変更することをお勧めします。
携帯電話の待ちうけ画面などおもに携帯電話の本体内で使う時(初期設定はこのあたりのサイズになっています)。
120×160ピクセル
240×320ピクセル
写真店でのL版サイズプリントやパソコンの画面で大きく使うとき
VGAサイズ 640×480ピクセル
はがきサイズやB5サイズにプリントするとき、トリミングなど写真加工を目的とした画像撮影
SXGA 1280×960ピクセル
機種によってはまだまだ大きな撮影サイズもあります。大きなサイズに設定すれば、より大きなプリントに適した画像で保存することができます。
1600×****
2400×**** など
そのほか撮影前に設定しておいたほうがいい機能は、画質モード(画像の品質、データー保存時の容量設定)でしょう。
画質モードについて
携帯電話機の機種によっていろいろな言い方がありますが、撮影画像保存時の品質を選択するところです。初期設定では「ノーマル」になっていることが多く、一番、基本的な保存の設定になっています。
「ファイン」 は「ノーマル」よりきれいに画像を保存しますが、データー保存時の容量が大きくなります。 写真をプリントする方にはお勧めです。
そのほか、「ノーマル」より画像の保存時の品質は劣りますが、データー容量を少なくする設定「メールモード」などがあります。メールに添付して写真を送る場合や、携帯のデーター保存容量が少ないときなどにお勧めです。
あとの機能は撮影時に状況にあわせて設定すれば より綺麗な写真や、楽しい写真を撮ることができると思います。 |